ファミリーマートでは毎年、学生を対象としたさまざまな採用イベントを開催しています。2022年は9月にインターンシップ、その後セミナー、座談会を実施予定ですが、それぞれどのような内容なのか、採用担当は学生の何を見ているのか、学生の皆さんは気になりませんか？

そこで、「イベント参加のトリセツ」を採用担当が大公開！ 参加方法は？ どういう気持ちで臨めばいい？ など、イベント参加前にチェックしておきたいポイントを徹底解説します！

これがファミマの採用担当者だ！

イベントの企画から採用・教育までの一連の流れを担当するのは、2019年に立ち上がった人財開発部。今回、イベントの裏側を教えてくれるのは、人財採用グループの松井咲子さん、杉本直哉さん、中島祐介さんの3人です！ まずは突然ですが、座右の銘をお伺いしました。

松井：大切にしているのは、発明家として知られるトーマス・エジソンの言葉です。「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけ」。ファミリーマートの「常に挑戦し続ける」という社風にも合っているなと感じます。

杉本：「習うより慣れよ」です。新しい業務をはじめるときなど「どうやったらうまくできるだろう」と考えすぎて頭でっかちになりがちだと思いますが、まずはやってみることが大事だと考えています。実際にやってみることで、新たな視点に気付くことができますよ。

中島：情報が溢れている今の時代だからこそ、「百聞は一見に如かず」ですね。調べれば情報はいくらでも出てきますが、そこから自分が何を感じるかは、実際に見ないとわからないと思うんです。私も就職前、ファミリーマートの環境配慮型店舗がオープンしたと知り、現地まで見に行きましたよ。

これがファミマの採用イベントだ！

前述の通り、2022年には3つのイベントを予定していますが、ここでそれぞれの全体像をご紹介します！

気になる選考までのスケジュールも公開！

・課題解決型インターンシップ

実施期間：2022年9月～2022年11月

エントリー期間：2022年7月～2022年11月

概要：課題解決ワークを通じ、ファミリーマートのビジネスモデルから職種、今後の展望まで理解することができるインターンシップ

・就活セミナー

実施期間：2022年12月～2023年1月　※予定

エントリー期間：2022年11月～2023年1月

概要：会社を具体的に決める前に、自分のやりたいことを改めて整理しつつ、当社への理解を深めるセミナー

・座談会

実施期間：2022年12月～2023年1月　※予定

エントリー期間：2022年11月～2023年1月

概要：実際に働く社員の話しから、自分自身の働き方・キャリアをイメージできる座談会

各イベントのポイントとは？

――概要がわかったところで、それぞれのイベントのポイントをお伺いしました。

杉本：インターンシップでは、ファミリーマートの事業を理解、共感いただくことを目的にしています。どうしても店舗業務のイメージが強いですが、そもそもは地域社会が抱えている課題を解決することで、コンビニエンス業界全体が大きくなったという背景があります。そういった歴史や過去の実績を振り返りつつ、地域課題を解決するためのワークにも取り組んでもらいますので、当たり前だと思っていたことが覆るはずですよ。ファミリーマートはもちろん、業界全体に対しても理解と共感を促していきたいですね。

中島：座談会の目的は、実際に働く社員の話しから、具体的に自分自身の働き方やキャリアをイメージして頂くことです。なので、基本的にはインターンシップに参加して事業を理解頂いた上で、「具体的に自分はどんな仕事ができるか気になる」という方にぜひご参加頂きたいです。さまざまな部署の社員と実際に話していただくことで、事業理解もさらに深まりますし、就職後のイメージもしやすくなりますよ。

松井：セミナーは、選考先を決める前に改めて自分がやりたいことを言語化する場になります。そのうえで、ファミリーマートとのマッチングを量っていただく場ですね。選考にエントリーを頂く前に、ファミリーマートでどんなキャリアを描きたいかなどを明確化し、選考では皆さんが考えるファミリーマートでの未来を活き活き話す姿に出会いたいと思っています。当社の選考にご参加を考えている方にはぜひお越しいただきたいです！

採用担当者は見ている！

――すべての学生が気になると思いますが、採用担当者はイベントではどのようなポイントをチェックしているのでしょうか？

杉本：ずばり、主体性と他者貢献の姿勢です。この2つは小売業にとって絶対に必要なスキルと考え方ですので、インターンシップではどのように課題に取り組んでいるのかというところを重点的にチェックしていますね。

中島：座談会では、しっかり自分の疑問を訊けているか、訊きたいことを相手に伝えられているか、ここでも「訊く」という主体性と「相手にどうわかりやすく伝えるか」という相手目線を見ています。また、これは評価とは違いますが、どのような質問をしているのかというのも私たちにとってはチェックポイントですね。私たち自身、採用活動において、できるだけギャップや不安がない状態で選考に臨んでいただければと思っているので、私たちにとっても勉強です。

松井：就活セミナーでは学生の就労感を見させていただく予定です。2023年は、実際にエントリーシートを書いてみるワークをしました。学生がこれまでの就職活動を経て描いてきたキャリアビジョンとそれを実現するファミリーマートというフィールドがどう重なっているのかは大きな関心を寄せているところです。学生の皆さんにとっても、自分を見つめる機会になればと思っています。

中島：採用活動はもちろん公正に実施していますが、どうしても一人当たりに割けられる時間が限られているので、面接だけでは気持ちを伝えきれなかったという学生さんがいることも事実です。イベントに参加いただけると、「この人はこういう印象だったな」と採用側もわかり、もう一歩進んだお互いの理解のうえで面接に臨んで頂けるので、そういう意味では各イベントは採用活動にもつながっています。

こんな仲間を待っています！

――ここまででだいぶファミリーマートの求める人物像が見えてきましたが、採用担当はどのような仲間を求めているのでしょうか？

杉本：小売業ですので、まずはお客さまを第一に考えられる方。お客さまにどのような価値を提供できるのか考えて、取り組めるといいですね。

松井：お客さまもそうですし、「何のために」という考え方が大切になってきます。地域の抱える課題、仲間が抱える課題と向き合い、いろんな人と関わり合いながら、自己成長していきたいという方には向いている会社だと思いますよ。

中島：成長したいという意欲は持っていてほしいですね。世の中は常に変化していくものですから、これまで当たり前だと思っていたものも改善しないといけない場面が必ずあります。そんなときに、基本をしっかりとこなし、また、今までの常識の概念を常に確認し、必要に応じて改善するという意欲の二軸があると、良いですね。

松井：ここまで話してきて、「自分にできるかな」と不安に思われた方もいるかもしれません。実際、ファミリーマートの仕事は、職種が変ると「転職したっけ？」と思うぐらい業務内容が変わります（笑）。そういった会社なので、ビジネスパーソンとしての成長、職種に必要なスキル習得を促す研修も多く開催しています。会社として、新入社員のことをしっかりサポートする体制ができていますので、安心してください！

採用担当者から学生の皆さまへ

採用の裏側まで教えてくれた3人から、ファミリーマートを志望する皆さまへのメッセージをもらいました。

杉本：人財開発部に異動する前は、5年間にわたりスーパーバイザーとして多くの加盟店に携わってきました。スーパーバイザーに求められるのは、いかに、的確に問題を捉え、早く問題を解決することです。そのために、個店や地域に対応したマーケティングの知識は必要となります。私は、ファミリーマートはマーケティングを学ぶのに最適な会社だと感じていますので、マーケティングに興味のある方、大学で学んできたという方にもおすすめです！

中島：「ファミリーマート＝店舗で働く」というイメージを持たれがちですが、実際には多種多様な仕事ができるし、様々な事に挑戦できる環境も整っている。さらに、お客様の反応も見られるという会社はなかなかないと思います。自分の力を試してみたいという方には、ぜひ来ていただきたいです！

松井：特に都市部では、ちょっと歩けばすぐに見つかるぐらいコンビニはあって当たり前の存在です。でも、この当たり前を支えているのが、私たちの仕事だということはあまり知られていないかもしれません。この記事を読んで少しでもファミリーマートに興味を持っていただいた方は、まずイベントに参加してほしいですね。ファミリーマートのイメージを、私たちが覆してみせます！