FamilyMart RECRUITING

Business
Strategy
事業戦略

ファミリーマートはこれまで、
社会の変化に柔軟に対応し、
成長・進化してきました。
私たち小売業界を取り巻く環境は、
業態の垣根を超えた競争環境の激化や
節約志向による消費の落ち込み、
原材料やエネルギー価格の高騰
などの外部要因の変化により
今も激しく変化し続けています。

これからのファミリーマートは、
安全・安心を大切にしながら、
多様化する消費者ニーズに対応するため、
新たな発想で商品・サービスを創造してまいります。
そして、企業としての社会的責任を果たすため、
環境問題をはじめとする社会課題の解決や
持続可能な社会の実現にも
積極的に取り組んでまいります。


1.中期経営計画の推進

社会環境変化の中、「再成長を実現する3年間」にむけて、
2022~2024年度の中期経営計画を策定。
その中で『コンビニエンスストア事業の基盤強化
(店舗基盤・ブランド・顧客基盤)』と、
その基盤を活用した
『新規ビジネスの拡大
(金融、広告・メディア、デジタルコマース)』の
両軸で
利益を生み出し、更なる投資を実行することで
「新しい成長の好循環」を創出。
それらの活動を通してより良い顧客体験価値を
提供することにより、
地域のお客さまに選ばれる
お店づくりを目指してまいります。

新しい成長の好循環

基盤を活用した新規ビジネス拡大→FamilyMart←CⅤS事業の基盤強化:【コスト構造改革】【デジタルの最適活用】【独自性のあるSDGs推進】

コンビニエンスストア事業の基盤強化

新たな技術(AI/ロボット/無人決済等)による省人化・省力化。プライベートブランドの『ファミマル』の展開。「ファミリーマートと言えばコレ」と想起される看板商品づくり。そして定番商品の見直しによって、満足いただける魅力的な商品をお客さまにお届けします。

コンビニエンスストアの魅力である「新商品」の提供はもちろんのこと、お客さまがいつも欲しい商品(看板商品・定番商品)を欲しい時に欲しい数量でお買い求めいただける安心感を大切にします。

お客さまのニーズを起点とする「マーケットイン」の発想で、看板・定番商品の開発をさらに強化していきます。また、良い商品を適正な価格でお客さまに提供できるよう、デジタル技術を最大限活用しながら、サプライチェーンの効率化を進めていきます。

新規ビジネスへの挑戦

厳しい競争環境の中、中長期的視野で企業価値を高めるため、ポストコロナのビジネス変容に対応するためにもデジタル技術を最大限活用し、新規ビジネスの開発を加速し、お客さまと地域に貢献しながら新たな可能性に果敢にチャレンジします。

◎ファミペイを活用した事業

電子マネー「ファミペイ」の新サービスとして「ファミペイ翌月払い」や「ファミペイローン」などの取り組みを順次推進してまいります。また、ファミリーマート店舗を起点とした様々なライフスタイルへのサポートなどを行う店舗インフラを活用したビジネスにも挑戦をしてまいります。

◎FamilyMartVision

ファミリーマート店舗内に大画面のデジタルサイネージを設置し、商品・サービスの広告や、エンタメ情報、アート、ニュース等、様々な魅力あふれる映像コンテンツを配信。
2024年1月末時点で約9,000店舗へサイネージを導入し、月間延べ1億8,000万人以上と接触可能なメディアを構築しました。2023年中に約10,000店への拡大を予定しており、今後もファミリーマート店舗に来店されるお客さまへ今までにない店舗体験の提供を目指します。

◎無人決済コンビニ

より快適なお買い物環境の実現に向けた取り組みとして、株式会社TOUCH TO GOとの業務提携を行い、無人決済システム導入店舗の実用化を進めています。

このシステムでは、商品を手に取り、出口付近の決済エリアでディスプレイの表示内容を確認、電子マネーなどで支払いをするだけでスピーディーにお買い物が完了します。

スピーディーで快適なお買い物環境と、店舗オペレーションの省力化を実現します。


2.社会課題への取り組み推進

地域社会を「ファミリー」ととらえ、
便利さを推進するとともに、
地域社会の課題解決を推進し続ける存在として、
たゆまぬイノベーションを続け、
「ファミマecoビジョン2050」の達成に向けて
歩んでまいります。

ファミマecoビジョン2050

ファミリーマートでは、環境問題をはじめとする社会課題の解決や持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として「ファミマecoビジョン2050」を策定し、目標達成に向けた取り組み推進を目指しております。

「ファミマecoビジョン」では、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき中長期的な数値目標を設定し、目標達成に向けた取り組み推進を目指します。

温室効果ガス(CO2)削減

店舗運営に伴うCO2排出量(1店舗当たり)(2013年対比)

2030年50%削減→2050年100%削減
取組内容
省エネ型機器の導入により、店舗の電気使用量を抑制し、
CO2排出の削減を進めます。

加えて、仕入から配送、販売、廃棄などサプライチェーン全体の排出量を算出、削減に向けた取り組みを進めます。

プラスチック対策

環境配慮型容器包装ー
オリジナル商品に環境配慮型素材を使用

2030年60%→2050年100%
取組内容
容器・包材に植物を原料にした
バイオマスプラスチックや
再生PETを配合するなど、
環境配慮型素材の使用を進めます。

オリジナル商品のほか、レジ袋へのバイオマス配合なども進めることで、用度品含めた環境配慮型素材の割合は2030年までに70%を目指します。

食品ロス削減

食品ロス削減(2018年対比)

2030年50%削減→2050年80%削減
取組内容
AIや最新技術を活用した商品の発注精度の向上や
容器包装の改良等によるロングライフ化を進めることで、
食品ロスの削減を推進します。

発生した食品廃棄物は、食品リサイクルループなどの取り組みにより資源の有効活用につなげていきます。

これからのファミリーマートは

ファミリーマートは、
1981年に日本発祥のコンビニエンスストアとして
創立以来、
ライフスタイルの変化に対応しながら、
更なる成長を目指し事業展開をしてまいりました。

加盟店とともにそれぞれの地域のお客さまに
寄り添いながら地域社会に貢献し、
生活に欠かすことのできない存在となることを目指し、
中長期的な事業の成長に向けた
新たなビジネス構築をしてまいります。