消費者調査や分析を通じて
各部署の意思決定のための
サポート・提言を行う。
- 名前
- 高山 直樹
- 入社年
- 2013年
- 所属
- 経営企画本部 経営企画部 コンシューマー・マーケット・インサイトリサーチグループ
- 専攻
- 経済学部 経済学科 卒
入社理由
学生時代に経営戦略の本を読むのが好きだったこと。また、1年間フィリピンに留学していたことから「コンサルのような仕事で海外にも行ける企業」という軸で就職活動をしていました。さらに、コンサルをするなら人・モノ・金を管理する実務経験を積みたいという想いもあり、結果的に志望したのはある部品メーカーとファミリーマートの2社でした。特にファミリーマートは海外で店舗展開しており、中期経営計画も自身のキャリアビジョンとマッチしていたので入社を決めました。
仕事内容
商品開発やマーケティングなどに関する課題を調査・分析し、該当部署へ提案を行い、意思決定をサポートすることが主な業務です。例えば、新商品を開発する際は、お客さまがどんな心理で商品を使っているかを調査し、その結果から今回の商品づくりはこんなコンセプトが良いのでは、という提案を商品本部に行うなどしています。調査・分析方法は、自社のPOSデータ分析やWebアンケート、インタビューなどがあり、課題に応じて必要なものを実施。その結果を各部署に報告・提案しています。
この仕事の面白いところ
調査・分析を通して新たな発見や意外な事実を知ることができるのが面白いです。「この商品が売れている理由は、これだったのか!」などといった「驚き」があるのが、この仕事の醍醐味かもしれません。そうして、その調査結果が商品開発やマーケティングに活かされ、売れた時は嬉しいです。その商品に関わったさまざまな人たちに調査の重要性や当グループの意義を感じてもらえる瞬間でもあり、調査結果が売上につながった時は、やりがいを感じます。
この仕事の大変なところ
何のために調査・分析するのか、そもそもの目的をきちんと関係者全員で確認し、認識を揃えることがリサーチ業務の難しいところ。各部署、立場が違えば視点も異なります。例えば私たちは商品カテゴリー全体の利用実態を調査すべきだと考える一方、商品本部は特定の新商品に焦点を当てたいと考えることもあります。お互いにより良い商品をつくりたいのは同じ。だからこそ、解くべき課題の認識を揃え、課題に対する有効な答えを得るために、情報を整理し議論することを心がけています。
これまで一番チャレンジした仕事
未経験の業務のために
学びつづけた2年間
現場から本社に異動した直後、それまでとは異なる業務をこなす数年は挑戦の連続でした。最初は全く知識がなかったので、ビックデータの処理や統計分析、リサーチや分析に基づいた提案など、一つひとつを仕事の中で先輩に教えてもらいながら学んでいきました。それと同時に、仕事終わりや休日には専門書を読んだり、大学院の講座や外部セミナーを受講したりして自己学習に励んでいました。2年ほどそんな日々を送り、データ分析者としてスタートラインに立てたと感じました。そして、今では特定分野で教える立場にもなり、自身の成長を実感しています。
これから一番チャレンジしたいこと
プロジェクトの成功率を
高められる
プロになりたい
現在の業務では、データアナリティクスやマーケティングリサーチを専門としつつ、教育やシステム開発など、複数の分野にも携わる機会をいただいています。これらの経験を活かし、今後は異なる分野をつなぎ、プロジェクトや調査分析案件の成功率を高める人材になりたいと考えています。当社にはさまざまな事業部門があり、異なる分野の人同士が横断して円滑にプロジェクトを進める必要があります。色々な分野のことを幅広く理解して、その間に立てるプロになるために、これからも関わるプロジェクトにおいて学習することそれ自体を楽しんでいくつもりです。