料理技術や設備を見直し、
より美味しい商品を
世の中に届けたい。
- 名前
- 宮原 広樹
- 入社年
- 2021年
- 所属
- 製造基盤・品質管理本部
製造基盤整備部 構造改革推進グループ - 専攻
- 栄養士科 卒
入社理由
新卒で入社した企業は食品メーカーで、企業のパートナーとしておむすびやお弁当といった中食の開発を担当していました。8年ほどその企業でキャリアを積み、日々のルーチンワークだけでなく、広い視点で食品へ取り組みたいと考えるようになったところ、ファミリーマートの求人を見つけました。その募集内容ではまさに幅広い業務に携わることができると記載があり、選考の段階でも色々なことにチャレンジできると知れたことから、ファミリーマートへの入社を決めました。
仕事内容
中食をより美味しく、安心安全な商品としてお客さまに届ける。そのために、社内の部署や社外の食品メーカーと協力して、新たな調理技術の開発や設備導入の検討などさまざまな取り組みを行っています。商品本部と一緒に企画した新商品を実現するための手法を考えることもあれば、既存商品をより良くするための改善提案を行うことも。また製造工程の効率化を図ることで、メーカーにとってもメリットとなる施策を考案するなど、入社理由にあった通り広い視点で食に関わっています。
この仕事の面白いところ
家族や友人から「ファミマの商品、美味しいね」と言われると嬉しいですね。また、直接関わっている食品メーカーの困りごとを解決して感謝の言葉をいただけた時も、この仕事をやっていて良かったと思えます。例えば、サラダの中に入っているフィルムシートは以前まで、人の手で一つひとつ入れていました。それを自動化できる包材を導入した際は、人手不足の課題を一部解消することができ、こちらの予想以上に喜んでもらえたのが印象的でした。
この仕事の大変なところ
会社が大きな組織なので、時に色々な部署から承認をもらわないとプロジェクトが進められないことがあり、そうした瞬間は大変だなと感じます。また、今の部署にはさまざまなプロが集まっており、皆何かしら挑戦したいという想いがあるのですが、その気持ちが強すぎて議論が白熱してしまうことも。キャベツの千切りの品質を安定させることについて3時間、上司と話し合って結局折り合いがつかなかった時は、職場の熱量の高さに喜びを覚えた一方で、大きな疲労も感じましたね。
これまで一番チャレンジした仕事
スープを変更するために
2年をかけて
試行錯誤!
レンジで調理するそば・うどん系商品のスープをゼラチン状のものから、ストレートスープに変更したことです。和風だし系の商品をより美味しくすることを目的に、このプロジェクトが始動。スープの不要な添加物を削減するためにメーカーと検証したり、ストレートスープを収納するために新型容器を開発したり、スープを正確に容器へ入れる設備を工場に導入したり。また安全に運ぶ方法の試行錯誤など、解決すべき課題が山のようにありました。こうした問題をメンバーや各メーカーと協力しながら乗り越え、2年をかけて形にできた時は本当に達成感がありましたね。
これから一番チャレンジしたいこと
フードロス削減のために
できることを
していきたい
中食の分野で、まだまだ挑戦したいことがたくさんあります。今、世界的にフードロスを削減する動きがありますが、われわれとしてもそれをどう実現させていくかは腕の見せ所です。ファミリーマートのフードロス削減は、社会的にも意義のあることだと思っています。今後は中食冷凍食品の強化などに挑み、よりフードロスを削減していくような取り組みをしていきたいです。長期的なキャリアとしては中食以外の分野、例えばお菓子などに携わってみたいとも思います。ファミリーマートは手をあげれば色々なことに挑戦させてもらえるので、この環境でチャレンジを続けるつもりです。