海外法人のサポートを
通して、現地の暮らしに
影響を与えられる存在に。
- 名前
- 黄 柏諭
- 入社年
- 2015年
- 所属
- AFC事業本部 AFC事業部 海外AFC第2グループ
- 専攻
- コミュニケーション学部 ジャーナリズム学科 卒
入社理由
将来の夢は新聞記者だったので、大学ではジャーナリズムを専攻。人の生活に影響を与えるような仕事がしたかったのです。また日本語も勉強しており、日本に留学したことをきっかけに日本企業への就職も意識するようになりました。そんな時に海外採用をしていたファミリーマートを見つけ、選考に参加してみることに。当時、台湾ではコンビニのカウンターコーヒーによってコーヒーを飲む習慣が根づきつつあり、この仕事もまた暮らしに影響を与えられると感じて入社しました。
仕事内容
台湾でファミリーマートを展開する関連会社である台湾ファミリーマート。その売上向上や経費削減、人手不足解消や商品の安定供給など、さまざまな課題について当社のノウハウを共有し、工場建設なども行いながら事業拡大をサポートすることが主な業務です。とはいえ私自身がすべての知識を持っているわけではないので、相談されたことを調べたり、時には日本側の担当者を紹介したりしながらアドバイスを行います。また日本側の承認が必要な際は、その手続きなども担当します。
この仕事の面白いところ
やはり台湾ファミリーマートの業績が向上すると、この仕事をやっていて良かったと思います。例えば以前、南九州の食べ物を台湾ファミリーマートで製造・販売する「南九州フェア」を実施した結果、想像以上の売上を上げることができました。また日本にとってもチキン南蛮など九州のローカルフードを現地に知ってもらうことができ、両社にとってメリットをもたらせたのは嬉しかったです。台湾の人に新しい食体験を提供したことで、少なからず暮らしに影響を与えられたと思えました。
この仕事の大変なところ
日本と台湾はそれぞれ仕事の進め方が違うので、両社の間を取り持つ立場としては苦労を感じることがあります。端的に表現すれば、台湾はスピーディーに物事を進めてトライ&エラーを繰り返すタイプ。一方、日本はある程度計画を立ててから実行するタイプです。台湾側は早く実行したいのに、日本側の承認が下りないと実施できないといったプロジェクトの場合は、両社の言い分をそれぞれに伝えて、なるべく同じ目標に向かって協力できるような体制づくりを心がけるようにしています。
これまで一番チャレンジした仕事
色んな相談に答えるために
膨大な知識を
短期で習得!
台湾ファミリーマートを担当すること自体が、ひとつの挑戦だと思っています。一つの会社から商品開発や決済システム、工場建設など、多岐にわたる相談を一人で対応しなければなりません。中でも印象に残っているのは、新工場建設の相談を受けた時です。それまで一度も工場に入ったことがない私が、レイアウトや製造ライン、機器の性能などの相談を対応しなければならず、さすがに一人ではできなかったので、社内の専門部署や社外のメーカーに協力を依頼しました。短期間で膨大な量の知識を習得しなければならなかったのは、非常にチャレンジングでした。
これから一番チャレンジしたいこと
新しい地域の現地法人を
隣で支える
存在になりたい
海外事業拡大の専門家として、まだファミリーマートが進出していない地域における事業拡大に挑戦したいと考えています。今、担当している台湾ファミリーマートはある程度、組織としては成熟しており、その上で事業の拡大をしている最中です。もちろんそのサポート業務もやりがいはありますが、これまでの業務経験を活かして、いつかは本当にゼロから新しい地域で現地の企業を支えるような仕事をしてみたいです。願わくば現地に駐在して、現場の人たちの隣で一緒に苦楽をともにしながら、課題を解決していくような働き方ができれば理想だと思っています。