ファミマの働き方
性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向、性自認、性表現などに関わらず、ファミリーマートで働く一人ひとりが活き活きと活躍できる職場風土の実現を目指し、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。
わたしたちは家族のように
多様性を受容し、
多様なちからを活かした価値創出により、
わたしたちに関わるすべての人たちの
かがやく未来を創ります。
全社員が多様性を認め合い、当事者意識を持って行動していくために、「トップコミットメント」「正しいリーダー」「ボトムアップ」の3点を軸に活動を展開しています。
情報化社会の進展・人々の思考・ライフスタイルの変化など、働き方の多様化が一段と加速する中で対応していくためには、周りの環境や状況の変化に応じた改善策を見出し、自分を変え、周りを変えられる人・組織の実現が不可欠です。
同時に「ここにいていい」「自由に発言していい」という安心・安全な場づくりは、多様性を活かし合うための組織風土の必須条件です。新しい価値創出のために、変化に対応し、アイデアを出し合い、失敗から学ぶ風土の醸成を目指しています。
「全員の力で成果を残し続けるチームになる」ことを目的として、2018年3月より各本部単位で"地区委員会"を立ち上げました。各本部のトップが委員長となり、社員全員が自分ごととして捉え、ボトムアップでさまざまな取り組みが実施されています。
また、年に1回開催する「サステナビリティ・アワード」では、「多様性を活かし」「新たな価値を生み」「成果を残した」取り組みを公募し、社員の投票により最優秀賞チームを決定。地区委員会の取り組みを中心に自らの活動の成果を発表・称賛し合う場、ナレッジ共有の場となっています。
「地域に寄り添い、お客さま一人ひとりに、家族のように」多様なお客さまに愛していただけるコンビニエンスストアを目指しています。そのためには女性社員の力が重要であり、女性活躍推進は重要な課題です。アンコンシャス・バイアスのコントロールを中心とした風土醸成や、男女問わず、ライフとキャリアを両立できるような働きやすい制度の整備など、一人ひとりが能力発揮のための環境づくりを行っています。
<女性活躍に関する目標>
ファミリーマートは女性活躍推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定し、2026年2月末までの目標を設定し取り組んでいます。
・女性管理職比率:10%
・離職率における男女差:0.5%以内
障がいのある持つ社員が活き活きと働くことができるよう、店舗、本社、営業所、農場など職域の拡大を図っています。また、適性を考慮した配置を行い、評価制度によりステップアップが可能となっています。必要であれば支援機関との連携強化を進め、個性を活かし活躍できる職場を創出しています。
千葉県流山市にある農場では、主に知的障がいのある社員が有機野菜を育てています。丹精込めて育てた野菜は近隣店舗や社内でも定期的に販売され、とても好評です。
障がい者雇用率は3.19%(2024年6月1日時点)となっており、今後も雇用を積極的に行うとともに、多様性を活かしあう組織風土づくりを推進していきます。
社員一人ひとりの多様性をより理解、受容していくためにLGBTQの取り組みを行っており、「正しい知識と理解醸成」「安全・安心な場作り」の2つの軸で取り組んでいます。
LGBTQ相談窓口の設置や同性パートナーにおいても、法律上の配偶者と同様の社内制度や福利厚生が適用されるよう人事制度に導入しています。また「LGBTQの理解者・支援者(=ALLY)の輪を広げること、すべての人が自分らしく活躍できる社会を目指すこと」への応援として、看板商品である「ファミチキ」の袋を数量限定でレインボーカラーにデザインする取り組みも行なっています。
これらの取り組みが評価され、LGBTQに関する取り組み指標「PRIDE指標2024」において最高評価の「ゴールド」を5年連続受賞すると同時に、コンビニエンスストア業界で初めて「レインボー認定」を獲得しました。
ダイバーシティを知り、コントロールすることは多様性マネジメントを実施していく上で欠かせないスキルであると考え、新任管理職を対象にeラーニングを実施しています。
環境対応、社会貢献、ダイバーシティをテーマに、さまざまな分野の方をお迎えして、年に1回講演会を開催しています。講演の様子は社内イントラネットへ掲載し、全社への共有化を図っています。
障がいのある方もお子さまも高齢の方々も、誰にとっても、もっと便利で利用しやすく、 安心できる場所となるように。ファミリーマートは選ばれる店舗となれるよう進化を続けます。
すべての人が自分らしく活躍できる社会を目指して、社内だけにとどまらず、様々なレインボーアクションを起こしています。あたりまえをファミリーマートから変えていきます。