法律の知識をもって
社内のさまざまな仕事を
サポートする。
- 名前
- 宮城 千鶴
- 入社年
- 2021年
- 所属
- 経営企画本部 法務部 法務第2グループ
- 専攻
- 大学院 法務研究科 法務専攻 卒
入社理由
前職では4年半ほど日用品メーカーの法務部で働いており、パッケージの記載内容のチェックや契約書の審査・作成等を主に行っていました。ある程度経験を積み、他の業界でも働いてみたいと思った時に、たまたま法務の募集があったファミリーマートを見つけ、応募することに。選考の際は財務諸表を見て、財務体質の健全さに感心したことを覚えています。最終的にはコロナ禍を経てきちんと企業価値を維持している点に魅力を感じたのが、入社の決め手となりました。
仕事内容
九州エリア・管理本部・開発推進・AFC事業部における各種契約書の審査・作成を行っています。例えば、フランチャイズ加盟者との契約書や土地を借りるための契約書など、その種類はさまざま。法的なリスクの確認だけでなく、こうすれば実現できるといった提案も同時に行っています。また営業現場でトラブルが発生した際には、必要に応じて外部の弁護士と相談しつつ、営業部の対応を支援します。さらに、社内の法務教育や法務ガイドの作成など、業務内容は多岐にわたります。
この仕事の面白いところ
契約書における法的なリスクを最小限にすることが、法務の役割のひとつ。そのため、どうしても色々なことを指摘することが多くなります。その際にただ「これはダメ」と伝えるのではなく、「こうしたらリスクを低減できます」と提案して、社員の人たちがその通りに交渉をまとめてくれるとやってよかったと思えます。時には電話やメールで「宮城さんのおかげで無事に契約できました!」とすごく感謝されることもあるので、そうした言葉をもらえると嬉しいですね。
この仕事の大変なところ
契約書には専門用語や普段は見ない表現がたくさん出てきます。仕事をする上では、そうした用語や表現をわかりやすく説明しなければならず、時にその伝え方に悩んでしまうことがあります。人によっては契約書における表現が「言い方が強い」といったイメージを持たれることもあり、その表現をどう直すか。またはその表現がいかに一般的であるかを説明する際、想像以上に時間がかかってしまいます。そうしたコミュニケーションへの配慮が必要な点が大変なところです。
これまで一番チャレンジした仕事
上司や弁護士に
相談しつつ
トラブル対応をサポート!
ある営業所のフランチャイズ加盟者が、お店を運営できなくなってしまった時のこと。その営業所の担当者と加盟者の弁護士がやりとりする際に、私がサポートを担ったことは挑戦だったかもしれません。それまで経験したことがない案件だったので、上司に相談しながら進めました。迅速かつ円満な解決に向け、通知の作成や外部の弁護士に連絡を取るなど、1ヶ月ほどさまざまな対応に追われました。今振り返ってみると、当時はイレギュラーな事案で四苦八苦していましたが、トラブル解決に向けた対応の流れを学ぶことが出来た貴重な経験となりました。
これから一番チャレンジしたいこと
契約書への抵抗感を
少しでも
小さくしたい!
将来的には社内のすべての人がある程度、自分で契約書を読んで、その内容が法的に問題ないかを判断できるよう、社内の法務教育を進めていきたいと思っています。また、前職で行っていた業務を改めてファミリーマートでやってみたら、どんな仕事なのかという興味もありますね。日用品メーカーと違って、当社が扱う商品はたくさんあるので、パッケージの法務チェックにおいては新しい業務を経験できるかもしれません。株主総会の準備なども企業によって違う可能性があるので、自分が経験してきた仕事における、新たな知見を習得できる機会があれば、ぜひ挑戦していきたいです。