ファミリーマートは2021年9月で創立40周年を迎えました。今でこそ店舗数業界第2位のファミリーマートですが、ここに至る前に数々の歴史がありました…。挑戦的な風土は、実は昔から? 今ではなじみの緑と青のブランドカラーには意味があった? などなど、これまでの軌跡とともにご紹介させてください!
#オギャー! 記念すべき1号店が誕生!
ファミリーマートの1号店が開業したのは1973年9月のこと。日本発祥のコンビニエンスストアとして産声をあげたのは埼玉県狭山市でした!
今と大きく異なるのは品揃え。実は当時、お弁当やおむすびなどはなかったんです! 青果や精肉、鮮魚といった生鮮食品や冷蔵品、加工食品をメインに約1100品目を取り扱っていました。
また、1978年には初のフランチャイズ店舗を千葉県船橋市にオープン。初の年中無休、24時間営業の店舗でもあったんです!
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#ズンズン! 100店舗達成! 海外にも進出!
ファミリーマートが国内100店舗を達成したのは1981年。1号店の開店から、およそ8年が経った時でした。この年の9月には、株式会社ファミリーマートも誕生。1980年代に入ると、日本でもどんどんコンビニエンスストアが普及。日本発ブランドのファミリーマートも国内にとどまらず、1988年に海外1号店を台湾でオープンさせました。その後、東南アジアを中心に出店地域を拡大し、海外店舗数は8,000店以上にもなりました!
#へぇ〜! 「あなたと、コンビに、ファミリーマート」登場
ついつい口ずさんでしまうメロディーでおなじみの「あなたと、コンビに、ファミリーマート」。このキャッチコピーは1989年に登場しました。なんと2017年には、コンビニ業界としては初めて、特許庁から「音商標」に認定されました!
実は企業名想起率でも高い順位を誇っているこのキャッチコピー。多くの方に認知いただいていることが、私たちのひそかな自慢です。
ちなみにブランドカラーの「緑色」「白色」「青色」の3色も、「色彩のみからなる商標」として2018年に特許庁に登録されています。
#パクパク! チキン、カフェ…人気者たちの登場は?
ファミリーマートの人気者「ファミチキ」が誕生したのは2006年10月。創立25周年の記念商品でもありました。発売10周年を迎えるまでは一度も下味を変えていなかったものの、2016年6月に「ファミチキ(甘辛味)」を皮切りに季節や流行にあわせて様々なフレーバー商品が生まれています。
一躍ホットスナックの定番となった「ファミチキ」ですが、これを凌駕する人気者が2021年に登場。一時品薄となった「クリスピーチキン」です。
カウンターコーヒーの本格展開がスタートしたのは2012年。2014年にはコーヒーマシンのミルクを注いで作る新感覚のフローズンドリンク「ファミマカフェ・フラッペ」が誕生し、毎年新たなフレーバーが発売されてファンが増え続けています。
2022年6月アイスコーヒー・アイスカフェラテ リニューアル時画像
こんなことにも挑戦:甘っ! 辛っ! デカっ!
ファミリーマートは商品開発でも挑戦心を欠かすことはなく、これまでにも様々なヒット商品が誕生してきました。
たとえば、全国6エリアのストアスタッフが発案した「スフレ・プリン」の新フレーバーの中で最も売り上げの高かった「ホットケーキなスフレ・プリン」は、スフレ部分の見た目・味がともにまるでホットケーキだと話題に。元々は西日本エリアでのみ販売されていたものが、2022年2月より全国発売され、全国のスイーツ好きを虜にしました。
また激辛ファンの度肝を抜いたのが、2017年の「炎のグルメフェア」。肉まん、味噌ラーメン、ピザトーストなどどれも激辛なあまり汗と涙を流す人も多かったのだとか。
味だけでなく、大きさで話題を集めたのが「たっぷり食べたい!カラメルからまるプリン」。スイーツの常識を超越したボリューム感は、もはや一食分とまで言う人も。さらに2021年は40周年記念商品として「ファミチキ」や「野菜サラダ」、「サンドイッチ」なども40%増量し、そのボリューム感に対して驚きや喜びなど、様々な感想が寄せられました。
#ワクワク! そして未来へ…
ファミリーマートは2021年に40周年という節目を迎えましたが、挑戦はまだまだ止まりません!
無人決済店舗やデジタルサイネージなどのデジタルを活用した新たなサービスの展開など、リアルとデジタルの融合によるコンビニエンスストアの枠を超えた新たな価値の創造に向けて挑戦をはじめています。
これからもお客さまにとって「あなたと、コンビに」と思っていただけるように、ワクワクを提供してまいります。