ファミリーマートで働く社員へのインタビュー企画「これが私の生きる道」。第五回は、システム職の中でも店舗システムに関わる増田さんへインタビュー!全国約16,500店、約 20万人のストアスタッフが働く超巨大な店舗網を誇るファミリーマートのシステムを支え、改革を進めようとしている増田さんのファミリーマートでの「生きる道」とはなんでしょうか!?




~巨大なフランチャイズチェーンで働くということ~

私とシステム職の出会いですが、この部署で働き始める前にありました。

そもそも私がファミリーマートに入社したいと思ったきっかけは

就職活動においてファミリーマートの事業スケールの大きさにありました。

現在ファミリーマートは全国に約16,500店舗、約20万人のストアスタッフを抱える巨大チェーンです。学生時代の私は身近な人をはじめとして、多くの人に影響を与えられる事業に関わる仕事をしてみたい!と考えていました。

そして縁あって入社したファミリーマートの入社時研修で、職場体験というプログラムがありました。偶然ではありますが、このプログラムの中で当時のシステム本部の職場を体験することができました。そのことがきっかけで漠然とファミリーマートのシステムはすごい!と感じ、志望するようになりました。店舗研修期間を終えた後、希望が叶いシステム本部に異動することができました。

初配属はシステム基盤構築部という部署で、ファミリーマートの社内システムのクラウド化を推進するために、クラウドを活用したシステム開発のルールや仕組み作り、自分たちが率先して社内システムをクラウド移行、システム本部内への教育・啓蒙、といった業務を担うグループに配属されました。

当初は何も知識がなかった私にとって、耳に入ってくる情報の全てが勉強の対象で、ついていけるように日々勉強の連続でした。

この部署、あるいは会社にいち早く貢献していくためには何をすべきか。もちろん会社からの研修などの機会を与えていただくことはありましたが、これだけでは先輩たちに追いつくことが出来ない。。。と考え休日や通勤時間の隙間時間を工夫して、知識や資格の習得に努めました。

社内システムのクラウド化という仕事にようやく慣れてきた2020年の3月に転機が訪れ、店舗システムに関わる部署へ異動となりました。

そこでの仕事は今あるシステムの改善だけでなく、年を跨いでの壮大な計画のもと、店舗に新しいシステムを導入するプロジェクトに携わることになりました。

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~たくさんのスタッフが便利であると感じてもらうため~

次期店舗システムグループの仕事は、その名の通りですが店舗に関わるシステムを現行のものより使いやすく、また次世代のオペレーションに対応したものに変えていくことが仕事です。実はファミリーマートの店舗に関わるこのシステムはある一定の周期で次世代のものに変えていて、今回も同様に全店の店舗システムを刷新していくことをミッションとしています。そして今回は店舗システムの中でも、ファミリーマート全店舗の事務所に置かれている【ストアコンピューター】通称ストコンと【MAT】と呼ばれる商品の検品作業に使われるもの、この二つを一度に変えていこうという巨大なプロジェクトです。

この二つのシステムはファミリーマートで働かれている約20万人のストアスタッフが、業務をする上で必ず使うものとなっております。

ストアスタッフがどこに不便を感じていて、あるいはどういった改善を望んでいるのか?より使いやすく、より効率的に業務を進めていくためにはどんな機能を持っていることが望ましいのか?

そんな問題を解決していくことが現在の部署では求められており、本部に寄せられる改善要望はもちろん、店舗勤務時代の経験から、自分だったらどう変えていきたいのか?あるいはSV経験をしている先輩は、加盟店とのコミュニケーションからどこに課題があり、どう改善していくべきなのか、思考を巡らせています。

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私が次期店舗システムグループで業務遂行をしていくうえで、【正しく、安定したシステムを作る】ということを念頭においています。

この目標を達成していくために、①根拠を持つこと②思い込みを排除することを大切にしています。

①根拠を持つことというのは、多くの人たちに影響を与える次期店舗システムを作るうえで非常に重要で②思い込みを排除することにも繋がります。自分の持っている意見が正しい、あるいは一つの意見だけが正しいと考えないようにしていて、できるだけ多くの人に意見を聞く、あるいは一緒に巻き込んで相手からアイディアを引き出す、といったことを常に心掛けています。中でも頼りになるのが上司や先輩、同僚で、様々なバックボーンや経歴を持った人たちがいるため、気軽に、そして真剣に多様な意見や議論をかわせる環境があります。そういった議論を重ねることによって、一人の意見ではたどり着けない、よりよい機能や仕組みができあがっていくと考えています。また、このような環境で働けているからこそ、20万人にも及ぶ影響力を持つ仕事に安心して、そして自信をもって取り組めていると感じます。

自分は今の環境がとても恵まれていると思っていますが、中でも上司から受けた言葉で非常に印象に残っているモノがあります。【どこの会社でも活躍できる人財になれ】この言葉はとてもインパクトがあり、自分が今でも大事にしている言葉です。

ファミリーマート専用の人になるのではなく、どの会社、どの事業領域に移ったとしても活躍できるようなコアとなるスキルや考え方を身に付けていくことが、結果として会社のためになるんだ!と考えるようになりました。現在の目標はもちろん、この部署で関わっているプロジェクトを無事に完遂し、20万人のものに【正しく、安定したシステム】が届くように業務に専念しております。良いことか悪いことか、わかりませんが今はそれしか考えていません!(笑)

それでも、この壮大なプロジェクトに関わった、ファミリーマートの根幹を支える業務に携わったという経験は自分の中でとてつもなく大きなものになっていて、この経験を軸により活躍の場を広げていきたいと考えています。