FamilyMart RECRUITING

相原 祐介

背負うは、
オーナーの人生。
地域と人に伴走する。

相原 祐介

オペレーション本部

相原 祐介

2004年新卒入社
法学部 経営法学科卒業
SVとして新宿、池袋、中野の営業所を経験し、
所長昇進も新宿で果たした、当該エリアのスペシャリスト。

ファミリーマートに入社を
決めた理由を教えてください。

学生時代にフランチャイズチェーンの喫茶店でアルバイトをしていました。そのフランチャイズのスーパーバイザー(SV)が店長と話しているところを横で見て、またSVが出した意見を店長が我々アルバイトに伝え、店が変わっていく様を見て、SVに興味を持ちました。20代、30代ながらに50代の店長と対等な関係で話し、意見を戦わせて、たとえ小さな喫茶店だとしても、ビジネスをつくり上げている。その姿に憧れ、私もSVになりたいと思い、数あるフランチャイズの中でも自分自身もよく利用していたファミリーマートに入社しました。

これまでファミリーマートで
どんなことを学びましたか?

契約満了、閉店4ヶ月前の店舗を、SVとして入社4年目に担当しました。加盟者さんからすれば、「閉店前の大事な時期に新人をよこすなんて」という気持ちも少なからずあったに違いありません。前任者が所長代行だったこともあり、プレッシャーは増すばかりでした。はじめのうちは、店舗へ訪問する度に、これまでの苦労話や愚痴が話題の中心に上がり、辛い思いをする場面もありました。けれど、加盟店契約は10年単位なのです。人生の数十年をファミリーマートに預けていただいた。苦労もあれば不満もあったでしょう。SVは通常、同じ店舗には週2回訪問するところを、毎日訪問することにしました。すでに終わったことを私が解決することはできませんが、話に耳を傾けることはできます。毎日2時間ほどはその店舗にいました。結果、無事に閉店でき、不良在庫も残りませんでした。お手紙もいただき、そこには「最後の担当があなたでよかった」と書かれていました。SVは加盟者さんの人生を背負う仕事だと実感し、誠意をもって取り組めば認めていただけることを学びました。

当時は営業所に帰っては、加盟者さんから聞かされた過去の出来事を調べていました。現在のように過去の案件がPCで共有される仕組みもなく、とにかく同僚に話を聞いていたり、時には別の部署にも助力をお願いしたりと、人を巻き込むことを徹底していました。仕事はひとりでやらない。仲間を頼ることを学んだきっかけでもあります。所長になった今もこの経験から、部下が話しやすい環境づくりを心がけています。遠慮されるより、率直な意見をくれる方が嬉しいのです。

相原 祐介

現在、どんな仕事をしていますか?

営業所長として新宿69店舗、SV8名を管轄しています。店舗巡回、店舗に起こる様々な問題の解決、SVの育成、営業本部から発信される販売計画の担当エリアへの落とし込み、加盟店との契約の取りまとめなど、所長が対応する問題は多種多様です。新宿という土地柄もあり、店舗では外国人雇用も多いです。不法滞在者など不適切な雇用はないかを確認、指導し、その知識を得るためにハローワークへ向かったこともあります。もちろん、問題を未然に防ぎ、また問題発生時にはスムーズにコミュニケーションができる関係性を築くためにも、所長であってもSV同様に店舗巡回は欠かせません。

ファミリーマートとして、「この商品を売ろう」「こんな売り場にしよう」といった施策も、現場をよく知るSVの意見も聞きながら、エリアに合わせた提案に直す必要があります。さながらエリアマーケティングとも呼べるかもしれません。新宿のトレンドは、これまでインバウンド需要にありました。外国人観光客や滞在者が多く、免税売上が大きい。オリンピックに向けてますます外国人向けの品揃えや売り場にシフトしていた中で、衝撃だったのが新型コロナウイルスです。2020年2月にダイヤモンド・プリンセス号が日本に停泊した頃には、免税売上も落ち込み、これは大変なことになりそうだと肝を冷やしました。3月4月には部下にもニュースに気を配るよう伝え、加盟者さんへはあらゆる助成金について共有するなど、とにかく人生を背負っている加盟者さんたちの生き残りに必死でした。

それでもこのエリアには、繁華街、オフィス街、学生街、住宅街、様々な立地の店舗があります。コロナ禍で注目したのは、これまで大きな売上には繋がっていなかった住宅街です。巣ごもりが増え、卵や野菜など日配品の売れ行きが好調になり、仕入れも増やしました。競合として、コンビニ以上にスーパーに目を向けるようにもなりました。コロナ禍が落ち着いたら今後は揺り戻しがあるのか、それとも落ち着かずにさらに日配品が売れるようになるのか。今後もトレンドを注視していきます。

今後のキャリアビジョンを教えてください。

大先輩の方々からは、営業所長が一番楽しかったと、よく聞きます。確かに現場のヒリヒリ感が味わえるのは、100に満たない店舗を管轄する営業所長が限界かもしれません。営業所長がプレーヤーとマネジャー両方の喜びを味わえるのではないでしょうか。だからこの仕事を長く続けたいとも思いつつ、いずれは部長を目指すことにも前向きです。部長になって「所長時代はよかった」と懐かしむのもそれはそれでいいかもしれません。どこに行っても、どんな役職になっても、充実感や働きがいがなくなる心配はしていません。私にとっては、ともに働く仲間が財産。ファミリーマートは、人に恵まれています。いい部下や上司に揉まれながら、キャリアにこだわらず、目の前のことに全力でいたいと思います。

最後に学生の皆さんに
メッセージをお願いします。

この仕事が誰かのためになっている、という実感が、仕事を楽しくし、やりがいにも繋がります。お客さまのため、加盟者さんのため、ともに働く仲間のためというように、やりがいに繋がる「誰か」の多い仕事です。もちろんファミリーマートでなくても、どんな仕事でも相手の顔を浮かべ、その人のために仕事を行えば、素敵な社会人生活を送れることと思います。そのイメージを浮かべながら、就職活動を頑張ってください!

相原 祐介

ONE DAY

09:00出社:朝一番は、社外のメーカーも含めた関係者からのメールをチェック。09:30数値集計。11:00資料作成:午後の会議に使う資料の最終調整。13:00ランチ。14:00事前ミーティング:自分の担当領域の資料について、事前に上司に共有。15:00PDCA会議:部内で各担当から計画差、原因、対策をプレゼン。翌日の部外との会議に備える。16:00会議の振り返り:会議で受けたフィードバックを整理。追加情報が必要な場合はデータ抽出を行う。17:00翌日の準備:会議資料を作成。翌日は確認だけで済む状態にしておく。17:45退社。
あなたが
考える、
未来の
ファミリーマートとは?

コンビニは生活インフラとして、これまでも形を変え続けてきました。1年後にはどんな形になっているか予想ができません。おそらくAIは相当発達しているだろうから、省人化は進んでいると思います。ではすべてが無人コンビニになるかといったら、そんなことはないでしょう。買い物って、ただ買うだけではないですよね。例えば高齢者の多い地域では、コミュニケーションの場としてイートインが繁盛しています。オフィス街では簡略化された店舗が増え、住宅街では憩いの場となる。両極端の進化が見られるのではないでしょうか。

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