FamilyMart RECRUITING

松田 香織

コーヒーの香りに
急かされて、
めまぐるしい1日が始まる。

松田 香織

商品本部

キャリアポイント制度利用

松田 香織

2005年新卒入社
工芸学部 陶芸学科卒業
学生時代から続くものづくりへの興味から、商品開発を志望。
SVで現場経験を積み、念願叶って商品本部へ

ファミリーマートに入社を
決めた理由を教えてください。

工芸学部で学んだ私の大学同期はアーティストを目指す人が多く、就職したのは、ほんのひと握り。私が就職したのは芸で生きていく覚悟がなかったのもありますが、ファミリーマートならものづくりができるという思いもありました。大学時代、近所のファミリーマートに行くと、毎週のように新商品が発売されていて、オリジナルの商品も多かった記憶があったんです。説明会では、ものづくりからお店に並んでお客さまに届くまで、様々な職種があると聞きました。飽きっぽくいつも新しいことを知りたいと思う私は、ここならいろんな経験ができて楽しそうと思い、入社しました。

これまでファミリーマートで
どんなことを学びましたか?

現在のカフェ・スチーマーグループに来るまで、いろんな職種を経験しました。最初は直営店の店舗勤務です。その後、スーパーバイザー(SV)を経験しないまま、すぐにエリア本部に異動してSVのサポートをする立場に。と思ったらまた1年ほどで、今度は自分自身がSVに。SVとして8年ほど働いてから、キャリアポイント制度を使って商品本部へ。当時は商品・マーケティンググループと呼ばれていたグループに配属され、商品政策を取りまとめてSVや加盟店に資料を送る業務にあたって6年。自己申告制度が叶って、カフェ・スチーマーグループに来たばかりです。

いくつもの職種を経験するうちに学んだことも多いですが、例えばSV時代には、ある加盟店のお客さまへの姿勢が勉強になりました。SVが提案した以上に品揃えを増やしたり、地元の掃除を手伝ったり、クリスマスに保育園へケーキをプレゼントしたり。私がほどほどにしてくださいねと言っても、「だってお客さんが喜ぶでしょ」とひとこと。その気持ちに動かされ、私も提案に力が入りました。SV経験が長かったことは、商品本部でも活きています。以前、商品担当から大幅な売場変更を商品政策として求められた時に、変更にかかりそうな作業時間を算出。現場が苦労する割に大きな売上増には繋がらず、またいつも来店されるお客さまが売場で迷われてしまうことを理由に、効率的な売場変更へと修正していただきました。商品本部に来ると商品のことに目が行きすぎて、現場の感覚を忘れてしまうことがあります。それは長年商品本部に行きたがっていた私自身にも同じこと。現場ファーストを意識するようにしています。

松田 香織

現在、どんな仕事をしていますか?

いわゆるコンビニコーヒーの担当です。ファミリーマートのカウンターコーヒーの売上や利益の増加をミッションに、商品に関わるすべてのことが仕事になります。週に1度の定例会には、コーヒー豆を輸入する商社、焙煎メーカー、容器メーカー、流通業者、マシンメーカーなどいくつもの会社から担当者が出席します。各社からの報告や新商品・新店舗情報の共有だけでなく、あるテーマや課題をもとに意見を出しあうこともあります。一見、個々の会社とやりとりすればいいようにも思えますが、このように全員で集まることで改善のスピードが早まったり新たなアイデアが生まれます。社外の関係者も含めて、チーム一体となってファミリーマートのカウンターコーヒーを育てています。

多岐にわたる業務の中でも具体例を挙げると、来年のコーヒーの味の決定や、社内や消費者アンケートの分析から商品の方向性を導き出したり、お取引先各社の工場への視察や、販売される商品のデザインやキャッチコピーの確認や意見出し、加盟店やSVへ直接ヒアリングし売り方を検討したりなどなど。今でも「こんなことまでやるのか」と驚くほど、さまざまあって、とてもじゃないですけど全部は紹介しきれません。最近はコンビニからファストフードまで、競合各社のコーヒーを集めて、メンバー一同で飲み比べをしました。利きコーヒーができるようになるのが、直近の個人的な目標です(笑)。

今後のキャリアビジョンを教えてください。

現在まさに自分がなりたいと思っていたキャリアになったばかりです。今は早く業務に慣れて、グループに貢献することしか考えられていません。けれどいつか今の職を充分に経験した後は、また違った部署に移りたくなると思います。というのも、商品本部に来たのも、SVでの8年間では知ることのできなかった本社での経験をしたかったから。今のグループを希望したのは、商品担当ならもっと詳しく商品のことを知ることができるから。次も次で、自分の興味を持ったもの、今の部署といい意味でギャップのあるところに行きたくなると思います。

最後に学生の皆さんに
メッセージをお願いします。

社会人になった自分を想像するのは難しいと思います。私もそうでした。仕事を経験していく中で、いつか商品開発をしてみたいなと思うようになり、自然と道は開けました。どうしてでしょうか。私は、人との出会いが理由だと思います。周りの仲間に自分がやりたいことの意思を伝え、上司や同僚だけでなく担当した加盟店の店長やスタッフさんにも支えられてここまで来れたと思っています。就職活動でも出会いを大事にしてください。みなさんを活かしてくれる会社に巡り会えることを願っています。

松田 香織

ONE DAY

09:00出社:朝一番は、社外のメーカーも含めた関係者からのメールをチェック。09:30数値集計。11:00資料作成:午後の会議に使う資料の最終調整。13:00ランチ。14:00事前ミーティング:自分の担当領域の資料について、事前に上司に共有。15:00PDCA会議:部内で各担当から計画差、原因、対策をプレゼン。翌日の部外との会議に備える。16:00会議の振り返り:会議で受けたフィードバックを整理。追加情報が必要な場合はデータ抽出を行う。17:00翌日の準備:会議資料を作成。翌日は確認だけで済む状態にしておく。17:45退社。
あなたが
考える、
未来の
ファミリーマートとは?

コーヒーとデザートとパンしかない代わりに、コーヒーの種類が山ほどある、カフェのような店舗。これはコーヒー担当としてのアイデアです。戦隊ロボットのように棚が変形して、朝と夜で売り場の違う店舗。これは現場の売り場変更の苦労を知っているからこそのアイデアです。ファミリーマートならきっと面白いお店ができると信じています!

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