ファミリーマートで働く社員は、日々どんな仕事をしているのか? そして部門間の異動はどのように行われているのだろうか? そんな就活生たちの疑問に答えるべく、企業インタビューサイト『インタツアー』を通じてインタビューに来てくれた大学生へお答えするシリーズ! 人財開発部長の大石が「ファミマ社員の仕事とキャリア制度」についてお話させていただきました。
目次
- ファミマ社員の仕事とは、フランチャイズシステムの店舗の経営・運営を“支える”こと
- 計3種類のワークキャリア制度を駆使して「希望するポジション」をつかむ?
- 「自分が歩んでいきたいキャリア」に対して主体的に考えるメンバーが多い会社
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ファミマ社員の仕事とは、フランチャイズシステムの店舗の経営・運営を“支える”こと
―店舗としてのファミリーマートはよく知っておりますが、その「社員」となると、何をすることがお仕事になるのでしょうか?
大石:学生のみなさんはファミリーマートというと、まずは街にある「店舗」のことを思い浮かべるかと思います。そんなファミリーマートの店舗は社員が直接、経営・運営しているわけではなく、フランチャイズ契約を結んだ加盟者が経営と運営を行っています。そういった加盟者の皆さまが安心して店舗の経営・運営に専念できるように“支える”のが、私どもファミリーマート社員の仕事になります。
―“支える”というのは、具体的にはどういったことなのでしょうか?
大石:さまざまなリサーチを行いながら、何もないところから新しい店舗を形にしていく「店舗開発職」。そしてその店舗でお客様に対して提供する商品を、市場分析に基づいてより魅力あるものへと開発を続ける「商品開発職」。また365日、全国どこへ行っても商品を購入できる仕組みを作る「物流職」も重要。実際の店舗でお客様に販売していく加盟店をコンサルティングする「スーパーバイザー職」も、当然ながら重要です。そして、それらを後ろから支えているさまざまな職種も存在しています。
―本当にさまざまなフィールドがあるのですね。大石様は、それらのうちどんな職種を経験されてきましたか?
大石:私は、今申し上げた職種のなかでは「スーパーバイザー」を担当していましたね。そしてそのほかでは広報やシステム開発、経営企画などを経験してきました。
計3種類のワークキャリア制度を駆使して「希望するポジション」をつかむ?
―自分が就くことになる職種について、会社側に希望を出すこともできるのでしょうか?
大石:希望を出すことはできます。今、ファミリーマートには大きく分けて3つのワークキャリア制度があります。ひとつは「自己申告制度」で、これは年に1回、全社員が「自分はこの部署に行きたい!」ということを申告できる制度です。もちろん「今いる部署でこのまま頑張りたい」と申告することも可能です。この申告は「必ず叶う」ものではありませんが、人事異動の参考情報として活用されています。
2つ目の制度は、自己申告のなかでも効力の強い「キャリアポイント制度」というものです。こちらは優績な社員の異動希望をできる限り叶えるために制定された制度で、直近2年間の評価が高いとポイントが貯まり、ポイントが一定数貯まると、自分が行きたいと考えている部門の責任者と直接面接する権利が発生します。そのうえで自分の考えや熱意などを部門の責任者にしっかり伝え、なおかつ相手先部門のほうで「この人をメンバーとして採用したい」となれば、希望する部門へ異動することができます。
そして3つ目の制度は不定期に行われるものですが、「公募制度」です。これは会社として何か新しい領域にチャレンジする際に、その領域に関する深い知識を有する人財を各部門が社内公募するというものです。
実例としては、先日、アニメやゲームなどとのコラボビジネスを展開する際に、そういった分野に深い知識を持っている社員に手を挙げてもらい、部門責任者の選考を経て、新しいポジションで活躍してもらうというケースがありました。
「自分が歩んでいきたいキャリア」に対して主体的に考えるメンバーが多い会社
―そういった各種のワークキャリア制度は、実際に活用されている方はいますか?
大石:かなり活用されていますね。ファミリーマートには「自分のキャリアは自分で築いていきたい」と考えているメンバーがたくさんいます。それゆえ現行の制度は十分に活用されていますし、我々人財開発部としては、もっともっと社員の皆さんにチャレンジをしてもらいたいと思っています。そしてもしも自身に足りないスキルなどがあるのだとしたら、自ら積極的にそれを取りに行く姿勢を大切にしていただきたい――と考えています。
なお、自分のキャリアについて、掴みとる側面をお話しましたが、希望が叶わないこともたくさんあります。でも、その時与えられた部署・役割で働き甲斐を見出し成長していくことも充分出来るのです。これも立派なキャリア自律であることを付け加えておきます。
―ファミリーマートには「自分が歩んでいきたいキャリア」に対して主体的に考えている人が多く、そして、考えを実行するためのさまざまな制度も充実しているという点がモチベーションアップにつながりそうだなと思いました。 本日はお忙しい中たくさんの具体的なお話を頂戴し、誠にありがとうございました!
学生さんたちとの詳細なやり取り、いかがでしたでしょうか? 今回は社員の仕事について、忌憚なくお話させていただきました。これを機に、全国のファミリーマート店舗に加えて「株式会社ファミリーマート」にもご興味を持っていただけたらうれしいです。
また、26卒向けインターンシップの募集を開始しております!興味を持っていただいた方はぜひご参加ください!
編集:ファミリーマート採用チーム