選考を進めていく中で「……企業側は何を求めているのだろうか?」というのは、大いに気になるところではないでしょうか。株式会社ファミリーマートでは、どんな人物像を新入社員に求めているのか。 そんないろいろな学生の疑問を企業インタビューサイト『インタツアー』を通じてインタビューに来てくれた大学生へお答えするシリーズ!人財開発部長の大石が「ファミマが求める人物像」について率直にお話させていただきました。
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「自ら学び、考え、行動する人」が欲しい!
―これまでさまざまなことをお伺いしてまいりましたが、就活生としては正直、気になるところです。ズバリ、ファミリーマートが新入社員に求めている人物像と行動とは、果たしてどんなものなのでしょうか? ぜひ詳しくお教えください。
大石:面接を担当していますと、「御社で活躍している人の共通点は何でしょうか?」というようなご質問をいただく機会が多くあります。その際にもお答えしているのですが、ファミリーマートが求める人物像とは、ひと言でいうなら「自律型人財」です。自ら学び、考え、行動する社員ということですね。
それはとても当たり前のことのようにも思えるのですが、仕事の中で実践していくのは、実はそう簡単なことではありません。ただ、しっかりと自分のキャリアを描きながら常に学び、担っている仕事の問題点を見出し、解決策を考え、そして考えた内容を仕事のなかで実践できている人は、間違いなく活躍しています。そしてそれは、さまざまな職種にチャレンジし、自分が望むキャリアプランを実現させている人の共通点でもあります。
弊社の新卒採用サイトのなかでも、「チャレンジするほうの仕事をしよう」というメッセージを出させていただいています。さまざまなことに臆せずチャレンジしてトライ&エラーを繰り返してほしいですし、自己実現のために自ら学び、キャリアを拡げていくような行動を、我々としては求めています。
ガクチカのエピソードだけではなく、「なぜそれをやったか」「それを通じて得たもの」などの“背景”を教えてほしい
―お話をお聞きすればするほど「自分もそういった自律型の人間になってみたい。いや、ならなければ!」と思えてまいりました。ちなみに、そういった自律型人財か否かは、面接時にはどう判断しているのですか?
大石:面接という限られた時間の中でその人のことを“見る”のは非常に難しいことであり、私自身、完璧にできているなどとは思っていません。ただし面接時に私が心がけているのは、ファミリーマートに興味を持って受験していただいた人の“良い部分”をいかに引き出せるか? ということです。
学生時代に力を入れたこと、いわゆるガクチカについてお話しいただくことは多いですが、その際に「なぜ、どういった背景でその行動を取ったのか?」や、「その経験を通じてどんな学びを得られたのか?」「得た学びは今、どう生かされているのか?」といった部分まで含めてお話を聞くと、その人の良さみたいなものがだんだん見えてくるものだなぁと感じながら、日々面接をしています。
―自分の良さをしっかりアピールするために、面接までに対策しておくべきことはありますか?
大石:今お伝えしたことと若干重複しますが、みなさんそれぞれ、これまでの人生の中で「こだわってやってきたこと」や、失敗だったとしても成功したとしても「力を注いだこと」ってあると思うんです。それを具体的にしっかり伝えられるようにしておくことと、「これをやりました」で終わらせるのでなく、「なぜそういった行動をしたのか」「それを通じて自分は何を得たのか」ということを説明できるようにしておくと、ご自身の良さは相手にしっかり伝わるのではないかと思います。
―……これまでの私であれば、「単なるガクチカ披露」で面接を終わらせてしまっていたかもしれません。確かに、今おっしゃっていただいた「それを通じて自分は何を得たのか? どう変わったのか?」という部分が大事だとわかりました。 今回はお忙しいなか具体的なアドバイスまでも頂戴し、ありがとうございました。ますますファミリーマートという会社に興味が湧いてまいりました!
学生さんたちとの詳細なやり取り、いかがでしたでしょうか? 今回は求める人物像について、忌憚なくお話させていただきました。これを機に、全国のファミリーマート店舗に加えて「株式会社ファミリーマート」にもご興味を持っていただけたらうれしいです。
また、26卒向けインターンシップの募集を開始しております!興味を持っていただいた方はぜひご参加ください!
編集:ファミリーマート採用チーム