「単なる小売店」ではなく「インフラ」としての顔を持つコンビニ

飲み物やおむすびなど、普段はお食事を買われる方がこちらの記事を読まれている方も多いのではないでしょうか。コンビニはそういったお買い物から始まり、防犯・防災、物流拠点、公共サービスの提供にいたるまで、社会の公共空間としての役割も担っています。24時間明かりが灯り、日本全国に店舗網を持ち、皆さんの生活圏に存在するコンビニはまさに電気・ガス、水道そして公共交通機関と同じような社会インフラとしての機能・役割を期待されています。

2009年には、(社)日本フランチャイズチェーン協会より、地域社会、経済、消費者に貢献していくための業界共通の取り組み目標として、「 社会インフラとしてのコンビニエンスストア宣言」が発表されています。今回の記事では「小商圏における社会生活インフラ」と呼ばれるコンビニの実態に迫っていきたいと思います。

コンビニの機能をまとめてみた

コンビニが一軒あると、どのような役割を果たすでしょうか。

スーパー、酒屋、ドラッグストア、電気店、衣料品店、ファストフード、カフェ、銀行、郵便局、宅配サービス、市役所…etc.。それぞれ専門店には及ばないものの、これらの機能を包括様々な役割を担っているのです!

コンビニの仕組み① 全国規模の物流網!

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毎日フレッシュな商品をお届けするために、全国約16,300店舗へ、おむすびやお弁当などの中食に関しては、1日3回も新鮮な商品がお店に届けられていることを皆さんご存知でしたでしょうか?また、安定供給の維持及び強化のために、最適化・効率化を重視した配送コースが組まれております。そして、中食にいたっては、今日発注したものが翌日には店舗に届けられる仕組みが構築されています。配送拠点の配置や配送ルート、発注システムなどがこれらを可能にしています。

ファミリーマートは、社会への取り組みとして、自治体と地域活性化に関する包括的連携協定を結んでいます。このファミリーマートならではの全国の商品供給網や物流網を活用することにより、万が一地震や集中豪雨などの自然災害で大きな被害が発生した場合でも、被災地に少しでも早く物資をご提供することができます。

コンビニの仕組み② 自治体との連携!

ファミリーマートはさまざまな自治体や団体との連携により、地域の方が安心して暮らせる取り組みを進めています。たとえば「見守り協定」では、どもや高齢者などの安全を守るため、何らかの異変を発見した際の速やかな通報・連絡などを行っています。また災害時の帰宅困難者の支援として、トイレの貸し出し、水道水の提供、情報の提供などを行います。特殊詐欺防止で警察から表彰されている店舗も数多く存在するんですよ!

コンビニの仕組み③ デジタル化の推進!

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現代ではデジタル技術も必要不可欠なインフラ要素。おなじみのファミペイも、お客さまの利便性向上、満足度向上に寄与しているという点ではインフラなんです!電子マネーが決済の主流になった2019年当時、ファミマもファミペイのアプリの提供をはじめました。今では1,500万DLを超え、様々な店舗でご利用いただけるアプリへと成長いたしました!

ほかにもお客さまのニーズ、社会の変化に対応するため、各店舗がメディア化を促進。今後もデジタル技術を積極的に活用し、地域とお客さまにとって、なくてはならない存在を目指します。

編集部からのメッセージ

ファミリーマートの仕事というと販売・接客のイメージが強いと思いますが、実は「皆さんの生活に寄り添い、 身近な日常や便利さを届ける」社会インフラとして機能していたんです。また、通常のインフラ業界と少し違い、生活の変化に対応し、新しいサービス・商品を企画し届けることができることが、ファミリーマートの展開するビジネスの醍醐味であり、働く面白みを感じる点でもあります。

私たちは時代や消費者のニーズに合わせて、提供するものを変えていくことができるんです。電気・ガス、水道や交通機関などと同じように、ファミリーマートは皆さまの生活をますます快適にしていきます!