世の中にはさまざまな企業があるなか、株式会社ファミリーマートの商品データのマーケティングを行う人々は、何が決め手となって入社を決意したのだろうか? そして今後、どんなことにチャレンジしたいと考えているのか? そんな疑問に答えるべく、商品本部商品企画部価格戦略・販売促進グループの阿部大地と石黒楓が、日本最大級の企業インタビューコミュニティ『インタツアー』を通じてインタビューに来てくれた大学生に「入社の理由」を語らせていただきました。

 目次

  1. 就活時、とくにコンビニ志望というわけではなかった
    でも「自分の軸」には合致していた
  2. 店舗配属中に「お客さまのリアル」を肌で感じた経験が
    データマーケティングの“すべて”に生かされている
  3. とにかく「新しいモノ」が好きだった
    そして二度の経営統合により
    より多くのお客さまと向き合える環境に変化した

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就活時、とくにコンビニ志望というわけではなかった でも「自分の軸」には合致していた

―本日はどうぞよろしくお願いいたします。最初のご質問ですが、石黒さんが株式会社ファミリーマートへの入社を決めた理由を教えてください。コンビニという業態に注目していた、あるいは「データ系の仕事を希望していたから」ということだったのでしょうか?

石黒:とくにコンビニ志望 というわけではなかったのですが、結果として「自分の就活の軸」にはフィットしていたと思います。

私の就活時の軸は、まず前提として会社員になるのであれば、自分が携わる業務から生まれる価値が、できるだけ多くの人に影響を与えられる仕事をしたいと思っていました。そのうえで自分の視野を可能な限り広げ、できる仕事を増やすということを軸としていました。そのため、本当に数多くの人に向けて良いモノ・新しいモノを作り、それをお届けするコンビニという業態は、自分にとっては最適だったと思っています。

―データ分析部門への配属は「希望どおり」だったのでしょうか? それとも「たまたま」でしたか?

石黒:結果としては「希望どおり」といえます。私が入社した頃のファミリーマートの人事制度には「IT・システムコース」というのがあって、私はそのコースで入社した人間なんです。だから、初めはアプリ開発の部門を志望していました。

とはいえ、社内のデータマーケティング研修を受けているうちに「マーケティング」という仕事に興味が湧いてきたんですね。そして店舗配属を終えたあとDX推進部やマーケティング・リサーチ部門に配属され、そして現在は商品企画部でマーケティングを仕事にできていますので、結果としては「希望どおりになった」と言えます。

店舗配属中に「お客さまのリアル」を肌で感じた経験がデータマーケティングの“すべて”に生かされている

―店舗での経験は、今やられているマーケティングのどのような仕事生されているのでしょうか?

石黒:何か一つの具体的な仕事というよりは、「毎日のすべての業務に生かされている!」というのが私の実感です。毎日いらっしゃるお客さまが何歳で、性別は? どのような買い方をされているのか? あの商品がよく売れたあの日は、どのようなイベントがあったのか――など、マーケティングをするうえで重要な「顧客」と毎日接すること自体が、現在のすべての業務に生きていると感じています。

―データ分析の仕事を経験したうえで、今後は違う領域にチャレンジしたいという思いはありますか? それともデータ分析の領域でさらなるチャレンジをしたいですか?

石黒:「商品開発」と「企業ブランディング」には、ぜひ挑戦してみたいですね。

というのも、私の現在の主な仕事は商品開発担当に対する「データを基にした示唆出し」なのですが、商品開発を担当する人間は、どのようなデータが欲しいと思っているのか? 実際のアクションにつながる示唆とはどのようなものなのか? を当事者として理解するために、実際に商品開発をやってみたいと思っているんです。

それに加えて、商品マーケティング業務をしていくうえで、ファミリーマートとして目指すべきところをより明確に、ぶれない方向性として示すことも非常に重要だと感じています。そのため「企業ブランディング」という大きな枠組み作りも、ぜひやってみたいと思っています。

とにかく「新しいモノ」が好きだった
そして二度の経営統合により、より多くのお客さまと向き合える環境に変化した

―次は阿部さんに質問させていただきます。新卒時はサークルケイ・ジャパン株式会社へのご入社でしたが、その後の経営統合で株式会社サークルKサンクスに所属することになり、さらに経営統合が行われたことで株式会社ファミリーマートの所属になったと伺っております。まず新卒時にサークルケイ・ジャパン株式会社を選ばれた理由を教えていただけますでしょうか?

阿部:はい。学生時代の私は「とにかく新しいモノ」が大好きで、何かしら新しいモノが発売されると、すぐさま買っているような学生でした。で、就活を始める際に「そういえば“新しいモノ”って、どこで生まれているのだろう?」と考えてみたら、私が新商品を買う場所は、ほとんどがコンビニであることに気づいたんです。そして「やはり自分はトレンドの最前線で働きたい」と思うに至り、サークルケイ・ジャパン株式会社に入社することを決めた次第です。

―新卒入社後、2004年と2016年に二度の経営統合を経験されることになったわけですが、転籍に伴う困難のようなものはなかったでしょうか? またもしも困難があったとしたら、それをどのように乗り越えましたか?

阿部:それがですね、確かに会社は変わったのですが、やる仕事はあまり変わらないんですよね。本社と店舗があって、お店にお客さまが来られて、そしてその間に商品があって――という構図は、どのコンビニでもどの会社でも、基本的には同じなんです。だから私としては「少しずつ会社の規模が大きくなっていったなぁ……」という感覚があるだけで、そこに困難のようなものはありませんでした。

そして経営統合によって店舗数が増えていくにつれて、対象とするお客さまの数も増えていきました。そうしてより多くのお客さまに「新しいモノ」をお届けする経験ができるようになったことで、私のモチベーションも上がっていったんですね。それゆえ「経営統合で会社が変わったから云々」というのは私の場合、プラスの側面はあっても、マイナスな何かはまったくなかったように思います。

―ありがとうございます。確かにコンビニエンスストアというのは、ふらっと立ち寄れて気軽に買い物ができる、生活行動圏に密接した小売業態であると同時に、最新のトレンドを追いかけ、さらには「流行を作る」という仕事でもあるため、とても面白さとやりがいがあるのだろうなと感じました。また、現在がデータ分析職だからといって、その職をずっと続けなければならないわけではなく、新しい職種になることで様々なキャリアを歩める環境であることがわかり、いつまでも挑戦と成長が可能であると思いました。
本日はお忙しいなか丁寧にご説明いただき、ありがとうございました!


学生さんたちとの詳細なやり取り、いかがでしたでしょうか? 今回はデータマーケ職社員の入社の決め手について、お話させていただきました。これを機に、全国のファミリーマート店舗に加えて「株式会社ファミリーマート」にもご興味を持っていただけたらうれしいです。

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編集:ファミリーマート採用チーム