本日は、物流構造改革の企画・立案・推進を行う物流本部 物流企画部のご紹介です。

物流を取り巻く現在進行形の課題である「2024年問題」や物流コスト高騰にファミリーマートはどう取り組んでいるのか、松田さんにお話を伺いました。

物流コスト高騰が激化するなかで、お客さまが買いたいと思う売価で商品を提供し続けるためには、製品の原材料・部品の調達から、配送、販売に至るまでのサプライチェーンの最適化が欠かせません。

今回は、DXと抜本的な構造改革で加盟店・本部の利益最大化に挑む物流改革の取り組みをご紹介します。

00 目次

01 物流センターで順次本格稼働「配送コースシミュレータ」で配送費を大幅削減

02 なぜ物流改革に取り組む必要があるのか あらゆるコスト増の波、直面する「物流2024年問題」

03 関係各署と密に連携して改革を断行 加盟店・本部利益の最大化に貢献していきます

01 物流センターで順次本格稼働

「配送コースシミュレータ」で配送費を大幅削減               

松田さん:全国のファミリーマートの店舗への商品の出荷業務を行う物流センターでは、2022年6月からDXを活用した「配送コースシミュレータ」が順次本格稼働しています。これまでの配送コースは、物流センターの管理者が勘や経験を頼りに設計を行っており、必ずしも効率的とはいえない状況でした。遅延なく店舗に配送するためには、どうしても余裕をもったコースを作成しがちで、それにより配送トラックの待機などのコストが生じていました。

そこで、データに基づいた最適なコース設計を行うため、配送最適化プロジェクトを発足し「配送シミュレータ」を開発しました。これにより、配送コースが効率化され配送費が削減されています。今後も配送シミュレータを活用した取り組みを進め、加盟店・本部双方の利益確保、最大化につなげたいと考えています。

02 なぜ物流改革に取り組む必要があるのか

あらゆるコスト増の波、押し寄せる「物流2024年問題」   

松田さん:物流コストを最適化し、利益を確保するために改革に取り組むなか、追い打ちをかけるように浮上したのが「物流2024年問題」です。

働き方改革関連法により、2024年4月1日以降「自動車運転の業務」に対し、年間の時間外労働時間の上限が960時間に制限されることによって配送コースやドライバーの雇用など、様々な影響が出てきます。

03 関係各署と密に連携して物流改革を断行

松田さん:このような状況を打破するために、2022年3月には「物流2024年問題対応プロジェクト」が発足し、これまでに様々な物流改善施策の検討を進めてきました。

また、社内関連部門の方々を対象に物流センターの内覧会を実施しました。内覧会では、ファミリーマート全体の物流課題や施策を共有し、現場の生の声を伺い意見交換をしました。

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▲営業部門の部長・副部長・課長向けに物流の取り組みなどを紹介

▼2024年7月時点での取り組み事例

外部リンク:物流2024年問題に対する配送ドライバー確保への取り組み

今後も、「2024年問題」をはじめとする物流を取り巻く課題を解消するための改善施策に取り組みながら、全国のファミリーマートの店舗に安全・安心な商品を日々お届けし、生活インフラとしてお客さまの毎日に貢献するという使命をしっかりと果たしていきたいと思います。

今回はDXと抜本的な構造改革で物流改革に挑む松田さんの仕事と仕事に対する想いを紹介しました。

DXを活用した新たな取り組みや抜本的な構造改革は、まさに「未知への挑戦」!

物流がコンビニエンスストアの根幹であることを実感しますね。

物流部門でもチャレンジを続けるファミリーマートに少しでも興味を持った方は、

是非エントリーください!

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